外見が良いだけでは将来が不安です。

学生時分は運動部に属し体力には自身があったのですが、働くようになってからは運動をする機会が減ったことで体重が増加、ダイエットとストレス発散目的でスポーツクラブに通うようになりました。

スポーツクラブには仕事帰りに立ち寄る者が多く、顔見知りになると運動を終えた後に食事へ行くこともあり、その中のひとりが同い年のA子でした。

男性同士であれば名刺交換をすることで相手のことを容易に知ることが出来るのですが、女性の場合は名刺を持っていない者も珍しくなく、また、ナンパ目的と思われると困るので、親しい仲になるまでは相手の素性を知ることに躊躇います。

社会人になってからお付き合いをする女性は、結婚を視野に入れているため、相手の経歴(家柄・学歴など)を考慮していましたが、私が通っているスポーツクラブは勤め先からも自宅からも離れており、友達以上恋人未満の関係でいられる都合の良い女性を私は求めていました。
スポーツクラブには多くの者が利用していますが、その中で男性陣の目を引いていたのがA子、男性陣は狙ってはいても皆さん常識ある大人、直接A子に声を掛けることはなく、その中で積極的に私はA子に迫ったため付き合うようになりました。

付き合い始めは、いつキスをするか、キスをしたらいつエッチに持ち込むかは学生時分と同じノリ、学生時分から恋愛経験は豊富であったため、自身が確立したマニュアルに従ってキスそしてエッチへの移行は容易でした。

エッチに至ると、その先の展開に悩むところ、そもそも私は友達以上恋人未満の関係を求めてA子にちょっかいを出したに過ぎないため、結婚をする気はサラサラなかったのですが、A子とはエッチの相性がバッチリ、自らA子をリリースするのは勿体無いため、適度な距離を保ちながら付き合っていました。

私が相性抜群のA子と恋人以上の関係にならなかったのは、彼女が低学歴だったからです。学がなくても立派な者は沢山いますが、彼女の場合は学がないことで、人に影響を受けやすいところが多々ありました。

彼女自身が学が無いことに負い目を感じていたため、彼女が親しくしている仲間は殆が同じく低学歴、それらの者の外見は20代後半なのにヤンキー風、乗っているのはスモークフィルムが貼られた車高の低い車ばかりでした。

A子を含むその取り巻きは、努力を惜しむことが出来ず目先の欲求に目が眩む傾向がありました。20代後半になると結婚をして家庭を持ち子育てをする者が多いのですが、彼女達にとってこれらのことは面倒なこと、外見を良くしておけば男がチヤホヤしてくれるため、自ら進んで面倒なことをしようとは考えません。

1対1で話をすると理解を示すのですが、実際は理解をしているフリをしているだけのため、結局同じことでケンカに、このままでは将来困るよと言っても、彼女にとって大事なことは目先の幸せ。

私と出会って考え方が変わってくれたら、A子との展開は変わったかもしれませんが、価値観が変わるようなことはまずあり得ません。A子とはあくまで友達以上恋人未満の関係をキープ、つまりセフレの関係を維持するのが互いのため、世の中には結婚を望まない、適さない女性がいることを知りました。